朝夕は、とても涼しく過ごしやすい季節になりました。朝の朝礼では、いつの間にか「汗ふき用タオル」がいらなくなりました（笑）。
　「２学期はじめに立てた目標に向かって順調に進んでいますか・・・。」　校長講話では、このような語りかけがありました。豊南生は、これからも地道に努力を続けます。

「秋風や 白木（しらき）の弓に 弦（つる）張らん」

　晴れた空、そして、秋の訪れを感じさせる風の中、校内体育大会を開催しました。この句は、芭蕉の弟子である向井去来（むかい きょらい）が詠んだもので、「四季の巡りの中、酷暑もやわらいで秋風が吹く頃となった。さあ、弓の稽古を始めようか。」という気持ちを表したものだそうです。秋風・白木・弓・白い武道着･･･これらの対比が、少し緊張した心持ちを爽やかにイメージさせます。また、それは、本校の体育大会での、グラウンドに整然と引かれたラインや並んだテント、そして白い体操着に身を包んだ生徒の「躍動」とも重なります。（「学校だより」９号より）

１年生「タイフーン」








２年生「ガチョーン」







３年生「ローハイド」

　唯一の縦割り種目「棒引き」は、綱引きに代わって、本校の恒例となった種目です。同じクラスの縦割り３学年が協力して、他のクラスと対決します。パワーとスピードが要求され、作戦も重要な種目です。

　工夫を凝らした「障害物リレー」「二人三脚リレー」は、見ている側はとても楽しい競技です。しかし、選手にとっては、土嚢（どのう）運び・三輪車・網くぐりなど、ゴールが遠い競技でした。

「全員リレー」「スウェーデンリレー」「（選抜メンバーによる）ファイナルリレー」・・・。躍動感あふれる走りで会場を沸かせました。

　「長縄跳び」は、ずっと先まで思い出に残る競技の１つです。どの学級もこの練習に多くの時間を割いて当日を迎えました。声と心を合わせて、１回でも多く跳べるように頑張りました。

　体育大会では、地域の方や保護者、御家族の皆様にお越しいただき、ありがとうございました。生徒も職員も、青空の下で精一杯に頑張ることができ、実りの多い１日となりました。また、保護者の皆様には、恒例のＰＴＡ種目「玉入れ」に御参加いただき、生徒もいっしょに楽しめました。

　あいにくの雨で、校内体育大会を来週水曜日に延期しました。。昨日、みんなで準備をしたのに、とても残念です。学級の応援席用に張ったテントも撤収です。