学校日誌 ~ 日々の活動の様子をお伝えします ~

体育大会⑦(開閉会式)

2018年9月25日 08時25分

「秋風や 白木(しらき)の弓に 弦(つる)張らん」

 晴れた空、そして、秋の訪れを感じさせる風の中、校内体育大会を開催しました。この句は、芭蕉の弟子である向井去来(むかい きょらい)が詠んだもので、「四季の巡りの中、酷暑もやわらいで秋風が吹く頃となった。さあ、弓の稽古を始めようか。」という気持ちを表したものだそうです。秋風・白木・弓・白い武道着・・・これらの対比が、少し緊張した心持ちを爽やかにイメージさせます。また、それは、本校の体育大会での、グラウンドに整然と引かれたラインや並んだテント、そして白い体操着に身を包んだ生徒の「躍動」とも重なります。(「学校だより」9号より)